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大動脈弁疾患とは?

胸の痛み 大動脈弁疾患とは、
「大動脈弁狭窄症」「大動脈弁閉鎖不全症」を指します。
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大動脈弁狭窄症とは?

大動脈弁(心臓の出口にある弁)の開放が制限されてしまう疾患です。

[原因]

・リウマチ性
・先天性
・加齢変性

[症状]

・息切れ、心不全、狭心痛、失神
・弁口の面積が0.75cm2以下になる

※症状が出ていないけれど、心雑音で病気が見つかるケースがあります。
  50代以降になってから症状が出る場合が多いようです。


[治療]

重症であっても特に症状が出ていなければ、感染性心内膜炎の予防と心エコーを定期的に受けていれば問題はありません。

もし心機能低下があれば、手術を医師にすすめられることもあります。

大動脈弁閉鎖不全症(大動脈弁逆流症)とは?

大動脈に心臓から出された血液が、心臓内に逆流する疾患です。
これは大動脈弁が閉じない為に起こります。

[原因]

・感染性心内膜炎
・リウマチ性
・弁の異常(先天的)
・大動脈の拡張もしくは炎症

長期間、症状が出ない場合が多いのですが、もし狭心症の症状が出てしまったら、一気に病状が悪化することもあります。

進行すれば心臓が肥大しますので、場合によっては緊急手術になることもあります。
もし手術を行うのであれば、成功例が多い病院で行うようにしましょう。
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