胸の痛み(胸痛)の原因と症状 > 大動脈瘤破裂



大動脈瘤破裂とは?

胸の痛み 大動脈瘤とは、腹部大動脈または胸部大動脈が瘤(こぶ)のようにふくらんだ状態を指します。

大動脈瘤が恐ろしさを発揮するのは瘤が破裂した時で、大動脈瘤破裂は大量の出血を伴う為に、人工血管に取り替えない限り命は助かりません。

破裂しやすいのは瘤が大きくなっている場合で、大きければ大きいほどそのリスクは高まります。
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大動脈瘤ができる原因


・動脈硬化
・外傷
・先天性の動脈壁の異常(マルファン症候群など)
・動脈壁の炎症


※腹部大動脈瘤の場合は直径5.5センチ以上、胸部大動脈瘤の場合は6センチ以上になると、大動脈瘤が破裂する危険性が非常に高くなります。

大動脈瘤が破裂すると?


・血圧の低下
・血を吐く
・血便が出る
・激痛
・ショック状態が起きる

大動脈瘤は恐ろしい病気です

職場で突然倒れてそのまま亡くなってしまったなど突然死の場合、大動脈瘤破裂であるケースが多いのだそうです。

もし背部や胸部に激痛が出たら、すぐに救急車で心臓外科・循環器科など病院へ行くようにしてください。

それくらい「大動脈瘤破裂」という病気は恐ろしい病気です。

瘤の大きさによっては、医師にすぐに手術を勧められる場合もあります。
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