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男性が発症するガンの一位である「肺がん」。
肺胞や気管支から発生する悪性腫瘍です。
原因で多いのがタバコ、化学物質で、肺の局所に腫瘤ができ様々な症状を引き起こします。また、他の臓器やリンパ節にも転移をくり返し死に至ることもあります。
がん患者の8割が喫煙者であるということが分かっています。 |
◆初期症状
・咳
咳と言っても、数日間で収まる咳ではありません。
一ヶ月以上咳が続いている場合は肺がんや肺結核の疑いがあります。
・血痰
痰に血が混じっている場合は肺がんの可能性があります。
◆進行したがんの症状
「局所のガンが進行した場合」
・背骨、肋骨、胸壁の痛み (それぞれの部位への浸潤)
・神経の痛み(神経への浸潤による)
・嗄声
・瞼が開かない
・呼吸困難(胸水が溜まることによる)
「他の臓器への転移した場合」
・嘔気、頭痛(脳へ転移)
・腰痛(骨への転移)
上記の他にガンの症状として帯状疱疹、体重減少が挙げられます。 |
肺がんを診断する為に胸部単純X線写真や胸部CTを使い、癌細胞の広がりなどを調べ、気管支鏡検査による生検などで確定診断を行います。
そして更に腹部造影CT、脳MRI(CT)、骨シンチグラフィを使って転移の有無を確認していきます。 |
小細胞がんまたは非小細胞がんのどちらであるかを確認した上で病態に合わせた治療を行います。 |
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