胸の痛み(胸痛)の原因と症状 > 不整脈



不整脈とは?

胸の痛み 不整脈とは、心臓が以下のような状況が原因で脈拍が不規則になった状態を指します。

・頻脈(心拍数が非常に多い)
・徐脈(心拍数が非常に少ない)
・電気刺激が異常な伝導経路を取る


不整脈とは心臓の電気の乱れです。
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不整脈の原因

病気が原因のものと治療を必要としないものがあります。
前者に相当するのが「狭心症、心筋梗塞」「心不全」です。

不整脈の種類

不整脈は「頻脈性不整脈」と「徐脈性不整脈」の二つの種類があります。

◆頻脈性不整脈・・・正常洞調律より脈が早い
◆徐脈性不整脈・・・正常洞調律より脈が遅い

この二つは「正常洞調律」という心臓の正常な収縮活動を基準に、どちらかに分けられます。

※正常洞調律とは?

心臓が50回から100回程度1分間に収縮しているポンプ活動を、「正常洞調律」と言います。

不整脈の症状

「脈が早い場合」

・ドキドキする
・胸痛
・胸の圧迫感

「脈が遅い場合」

・全身の倦怠感
・ふらつき
・めまい
・失神

※脳梗塞の原因が不整脈であることもあります。

不整脈の治療法

◆薬物療法

・カルシウム拮抗薬
・ナトリウムチャネル遮断薬
・強心薬
・ベータ遮断薬

◆手術

・カテーテルアブレーションで原因の疾患を治療
・ペースメーカー植え込み術またはICD(植込み型除細動器)で心臓のポンプ機能を改善


不整脈は高齢者に多く見られる疾患です。
経過観察だけで済む症状もあれば重篤な症状のものもあります。

健康診断もしくは定期的な検査で健康管理を行いましょう。
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