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食物は消化するため胃液には強い酸が含まれているのですが、同時に胃の粘膜を胃液から守る為に胃は粘液を分泌しています。
しかし何らかの原因で粘液と胃液のバランスが崩れると、胃の粘膜が胃液で溶かされてしまいます。
こういったことが原因で、胃の粘膜下層までえぐれてしまった状態を「胃潰瘍」といい、40代〜50代の男性に最もよく発症します。 |
十二指腸潰瘍と同様に、胃もストレスや薬剤の影響などで潰瘍が出来てしまいます。
飲み過ぎや喫煙も大きな影響を及ぼします。
そして最も大きな胃潰瘍の原因として「ヘリコバクター・ピロリ菌感染」が挙げられます。(胃潰瘍の原因の70%) |
・コールタール便と言われる真っ黒な便
・吐血
・吐き気
・食欲不振
・胸やけ
・みぞおちの痛み
・げっぷ
・心窩部痛
・悪心
・背中の痛み
・便秘
・下痢 |
リンパ腫や胃ガン細胞が発見されなければ、PPIという薬を使って治療します。
ピロリ菌を持っていると胃潰瘍をくり返して再発させてしまいますので、もしピロリ菌が原因の場合は、薬による除菌を行います。
また、ピロリ菌は胃ガンとの関連性もあると言われていますので、ピロリ菌の除菌は早急に行った方がいいでしょう。 |
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