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十二指腸潰瘍とは、十二指腸粘膜部分に潰瘍が出来る病気で、十二指腸に「孔があく」「くずれる」「ただれる」といったような状態になります。
十二指腸潰瘍の特徴として、10代〜20代の若い世代の方が多く発症することが挙げられます。男女の比率は男3女1となっています。 |
ピロリ菌とエヌセッド(非ステロイド性消炎鎮痛薬)が最も大きな原因で、ストレスや睡眠不足、不規則な生活、消化の悪い食べ物なども影響します。 |
・みぞおちの痛み
・背中の痛み
・食欲低下
・嘔吐
・腹部の不快感
・胸やけ
場合によっては潰瘍からの出血や吐血、真っ黒な便が出ることもあります。
さらに悪化すると以下のような症状が出ます。
・幽門狭窄(ゆうもんきょうさく)
・大量の出血(ショック状態になるケースもあります)
・胃壁に穿孔ができることがあります
これらの症状が出た場合には手術になることもあります。 |
薬物療法、手術療法、抗生物質による除菌などで対応します。
吐血や下血・上腹部痛が見られたらすぐに消化器科もしくは内科を受診してください。
また、十二指腸潰瘍はストレスなどが原因である為に再発しやすい病気です。
治癒後は生活習慣を改めることが非常に大切です。 |
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