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心臓神経症とは、息切れや胸痛、動悸などの症状が出ているにも関わらず、心筋梗塞・心筋症・弁膜症などの機能的、器質的な心臓疾患などの異常が見られない病気です。
自律神経失調が影響しているという説もあり、心臓の病気ではなく「こころの病気」だと言われています。心臓神経症が心臓の病気に移行することはありません。 |
・めまい
・呼吸困難
・息切れ
・動悸
・胸の痛み (狭心症に似ています)
・息が詰まる
・ため息
・十分に息が吸えない
・めまい
・しびれ
・失神
心配や不安などの精神的緊張が原因で頻脈が起こります。
頻脈を心配すると症状は更に悪化します。 |
「こころの病気」である心臓神経症の検査は以下のような方法を取ります。
- 一般的な心臓病の検査を行います。
- 食道痙攣や胸膜の病気(胸膜炎、胸膜腫瘍)などを発症していないかを調べます。
- 狭心症との区別がつかず、胸痛の症状がある方にはニトログリセリンを処方し様子を見ます。
- 症状がかなり重い場合には精神安定薬など処方するケースもあります。
上記の治療を行っても改善が見られなければ、精神神経科または心療内科での治療を受けることになります。 |
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