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胆石症とは、胆嚢(たんのう)や胆管に石ができる病気で、石ができた部位によって結石の名称が変わります。
肝内胆管にできた石・・・肝内結石
胆管にできた石 ・・・胆管結石
胆嚢にできた石 ・・・胆嚢結石
胆管結石が80%を占めると言われていています。 |
◆コレステロール結石
・胆石はその60%がコレステロールを主成分としています。
◆色素胆石
・黒色石・・・血液、肝硬変、心臓弁膜置換術の後によく見られます。
・リルビンカルシウム石・・・腸内細菌感染が原因でできる石だと言われています。 |
黄疸、発熱、腹痛が見られます。
痛みは右上部の腹部、背中、肩に現れて転げ回るほどの激痛に見舞われ、すべての方にではありませんが、胸痛も症状として出ることがあります。
胆石症は痛みはひどいけれど、手術をすれば簡単に治癒するというイメージがありますがとんでもないことです。
細菌感染により、全身に毒素が回ると死亡するケースもあります。 |
食生活の変化で脂肪を摂る機会が増えました。
このことにより、日本人の10%の方が胆石を持っていると言われています。
胆石によっては、急性膵炎などを合併症として発症してしまうこともあります。
これもまた死亡率が高い病気です。
適度な運動とバランスのとれた食生活が胆石症を予防してくれます。 |
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