胸の痛み(胸痛)の原因と症状 > 突然の胸痛



突然の胸痛が出る疾患

胸の痛み 突然の胸痛が出る疾患で考えられるのは、

狭心症
急性心筋梗塞
肺血栓塞栓症、肺梗塞症
解離性大動脈瘤(大動脈解離)


などです。
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狭心症

胸の圧迫感、痛みが発作的に出る病気です。
具体的には、

『胸に焼けつくような痛みがある』
『胸が押さえつけられるような感じ』
『胸が締めつけられるように痛い』
『胸の奥の方が痛い』
『のどが痛い』


などの症状が出ます。

狭心症による胸の痛みは、充分な酸素や血液を心筋に送りこめないことが原因です。

発作が繰り返されるようになったら、それは心筋梗塞の前兆でもあります。
病院をすぐ受診しましょう。

急性心筋梗塞

動脈硬化が進行し血流が制限されることによって生じます。

急性心筋梗塞が起こる半分の方には狭心症という予兆がありますが、残りの半分は突然発症する予知出来ない病気です。

肺梗塞症(肺血栓塞栓症)

肺動脈に塞栓が詰まることで血流が閉塞するのが「肺梗塞症」で、塞栓が血液の塊が原因のものを「肺血栓塞栓症」と言います。

飛行機に長時間乗る・寝たきりであるなど、同じ姿勢を取り続けることで下肢静脈に血栓ができやすい状況の方に見られる症状です。

ショック状態に陥り死に至るケースのある肺梗塞症・肺血栓塞栓症を避けるには、水分を摂る、屈伸運動を行うなどの方法があります。

解離性大動脈瘤(大動脈解離)

大動脈の壁に亀裂が入って外膜と内膜に分かれてしまう病気です。
突然に激しい胸の痛みや背中の痛みが現れるのが特徴。

急性心筋梗塞と同様に素早い対処が必要です。

予防に大切なのは、日々の生活習慣

突然に胸の痛みが出る病気は上記のような症状がありますが、普段から胸の痛みが出ない生活習慣を身につけておくと、病気をあなたから遠ざけてくれます。
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